043(2001.11.24

(伐られたまま放置されている樹齢250年のヒバの大木
 伐られているのはブナだけではない。ヒバもある。年輪を数えてみたところ、太めのもの直径40〜50cmだと200年から230年ほどあった。
 99年4月に発見したクマゲラの採餌木ももちろん伐られてしまった。森は木々が生きていなければ生態系的には意味がないのだ。
 スキー場開発は森林の破壊と同義であり、生態系の破壊、命あるものの殺戮と考えて差し支えないだろう。まさに目の前にあるものはその証拠でしかない。
 ブナ等を伐採した拡張ゲレンデ部分は古い土石流地形と言われ、空間の多い溶岩質の表土層にブナやヒバが根を張っている。

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